大学院

物理工学専攻(修士課程)担当 | 教授陣の研究分野と内容

物理工学専攻(修士課程)

Goh Ah-Cheng  教授博士(理学療法学)

理学療法学

物理療法とは、理学療法士にとって重要な領域の一つになります。しかし、物理療法を効果的に用いるためには、エネルギーのコントロール方法を理解し、標的組織にエネルギーを届ける必要があります。これを“dosimetry”と言い、この20年の間、物理療法の中の温熱療法、電気療法、機械的な刺激を用いた療療法の“dosimetry”についての研究を行なっています。Dosimetryの研究結果は、臨床で治療を実施する際、ガイドラインとして使用できる治療モデルを発展させるためには非常に重要なものになります。臨床がいどらいんがなければ、どのような治療をしても良い治療効果を引き出すことは困難になります。

中尾 剛  教授博士(工学)

情報通信工学

コンピュータネットワークでの通信技術の研究を行う。ネットワークの信頼性を向上させるための通信プロトコル、通信暗号化技術、ネットワークサーバーのセキュリティー技術などの開発および検証を行う。さらに、これらの応用システムの開発も行う。

楊箸 隆哉  教授医学博士,看護学修士

解剖生理学、神経科学、看護学

快適な睡眠、リラクゼーション、運動による疲労からの回復等について、感性工学・心理生理学的、また環境学的視点から取り組んでいる。

古川 勉寛  教授博士(工学)

健康科学、感性工学、理学療法学

理学療法士が日々の臨床で感じたこと、経験してきたことを「運動学」、「感性工学」、「電気生理学」等の学問を活用し、理学療法士や企業に向けて発信する研究活動を展開しています。それに並行して、症例報告、症例研究等の臨床研究を同時展開し、クリニカルリーズニングやクリティカルシンキングスキルについて学んでいます。
本チームの研究領域は、スポーツ理学療法学や骨関節系理学療法学を中心としながら、老年期理学療法学(中枢神経系理学療法学を含む)、物理療法学、理学療法教育管理学を領域としています。