特色
心理学部臨床心理学科では、現代社会の諸課題に心理学の観点からアプローチできる、“こころの専門家”を養成しています。本学部における学びの特色を、4つのポイントにまとめてご紹介します。
01:各分野の専門家がそろった教員組織
心理学は「基礎心理学」と「応用心理学」に大きく分かれており、それぞれの中にも数多くの分野があります。各分野の専門家がそろい、バラエティに富んだ教員組織であること、それが本学部ならではの特色です。
基礎心理学
知覚心理学
認知心理学
学習心理学
発達心理学
社会心理学
性格心理学
応用心理学
臨床心理学
教育心理学
犯罪心理学
災害心理学
健康心理学
本学部の教員が研究している分野がこちら。近隣の大学に比べて多彩な専門家が在籍しており、幅広い学びが得られます。
本学部の教員について詳しく知りたい方は、以下のページもあわせてご覧ください。
02:心理学の幅広い学び
バラエティ豊かな専門家がそろっているからこそ、さまざまな心理学が学べる環境があります。
たとえば、同じ長さの物が異なる長さに見えたり、同じ色の物が異なる色に見えたりと、物を見たときに錯覚を起こす「錯視」も心理学のひとつ。他人に近づかれると不快に感じる空間「パーソナルスペース」などについても学習します。
心理学を基礎から応用までバランスよく学べる環境で、現代社会の多様なニーズに対応できる人材を養成します。
ストループ効果(認知心理学)

文字ではなく、文字の色を読んでみてください。文字の意味からの干渉を受けて、文字の色を答えにくくなります。
ポリグラフ (生理心理学)

脈拍や呼吸、血圧などの生理的な反応を測定。噓をついたときに現れる微妙な生理的変化を確認することもできます。
PM理論 (社会心理学/産業心理学)

目標達成機能(Performance)と集団維持機能(Maintenance)の2軸で、リーダーシップが構成されるという理論です。
心理学と一言にいっても、その種類は多種多様です。心理学の種類や分野についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
03:「公認心理師」対応カリキュラム

本学部では、カウンセラーの国家資格である「公認心理師」の取得に対応したカリキュラムを組んでいます。さらに、実習を行う「心理相談センター」を備えた大学院(人文学研究科 臨床心理学専攻)を併設。カウンセラーをめざす学生に対するバックアップ体制は万全です。
心理学と一言にいっても、その種類は多種多様です。心理学の種類や分野についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
04:チューター制

一人の教員(チューター)が数名の学生を担当し、日々の学習指導はもちろん、個人的な相談にも応じるなど、学生生活全般をきめ細やかに支援するサポート体制です。少人数制を重視し、一人ひとりの学生に積極的に関わっていく支援が特徴。日ごろから積極的に声かけを行い、気軽にコミュニケーションがとれる環境づくりを意識しています。