本学の心理学部教員と同学部生(2年生)による論文が海外ジャーナル「Current Trends in Clinical & Medical Sciences」(医学系雑誌)に掲載されました。
論文リンク▼
https://irispublishers.com/ctcms/article-in-press.php
同論文は、心理学部の原田真之介講師と同学部2年生の佐藤純玲さん、および原田先生の元教え子で現在はアメリカの大学院に留学している植田杏奈さんによる共著で、日常生活動作への介入手段として[臨床動作法]という技法があり、この技法が不眠症改善のための新たなアプローチ法になり得るというものです。「臨床動作法は、日本で開発された技法であり、その技法の有効性が世界に広がればと思っています」と原田先生。
学生の佐藤さんは、今回、原田先生が作成した文章に沿ってイラストの作成を主に担当し(論文2~3ページ)、「とても良い経験になった。今後の学生生活に大いに役立てて行きたい」と感想を述べました。
原田先生は佐藤さんについて「文章作成者の意図を組みながらイラストを仕上げることは本当に難しいことですし、根気のいる作業です。佐藤さんは、以前、自分のイラスト作成が誰かの役に立つかもしれないという意義を感じて執筆作業に勤しんでいると話されていました。佐藤さんのように、社会的意義を自覚して自身の能力や特技を発揮できることは大変素晴らしいことだと思います」と評価しました。
今回海外ジャーナルに執筆した論文が掲載された、
心理学部 講師 原田真之介先生(左)と心理学部2年生佐藤純玲さん。
お二人には、WEBオープンキャンパスの心理学部紹介動画にも出演していただきました。動画は現在非公開中ですが、11月13日(土)のWEB型「大学見学会」にて再度公開予定です。