大学や研究機関で「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果を、小学5・6年生、中学生、高校生に、直に触れてもらうプログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」(主催/日本学術振興会)が全国の大学で実施されています。
本学は昨年度に引き続き、今年度も本プログラムが採択され、
7月15日(土)~16日(日)に、薬学部教授の角田大先生が【タンパク質を見てみよう~自宅でできる結晶化とコンピューターによる分子の観察~ 】を実施します。
プログラム内容
ヒトの体の一部でもあるたんぱく質は、その働きに応じて様々な形をしています。それらの形を元にして新しい薬を作り出したり、今ある薬の効き目を良くしたりすることができます。たんぱく質の形を調べるために、現在では、タンパク質を結晶にし、X線を当てて解析するX線結晶構造解析という方法が用いられています。
今回は、卵の白身に含まれるリゾチームというタンパク質を使って、実際に結晶を作ります。結晶を作るために国際宇宙ステーションISSの「きぼう」で行われているのと同じ方法を使います。結晶の成長には時間がかかるので、自宅で観察ができるように、簡易型の顕微鏡も準備します。また、分子模型とコンピュータグラフィックスを用いたタンパク質の形も観察してみましょう。
- 開催日時:7月15日(土)~16日(日) ※全日程出席必須
- 開催場所:医療創生大学 いわきキャンパス 薬学部棟
- 対 象:小学校5・6年生 32名(中学生以上の見学も可能です)
- 費 用:参加費無料
- 持 ち 物:筆記用具、昼食(2日目)、飲み物
- 事前予約:要予約。お申し込みはこちら→ https://pharm.isu.ac.jp/hirameki/
- 申込締切:6月18日(日)※申し込み多数の場合は抽選となります。
- お問い合せ:0246-29-7184 hirameki@isu.ac.jp
この夏、科学にひらめき☆ときめく体験をぜひ!